【読書感想】『1%読書術』──「1日15分」で人生が少しずつ変わる読書法
「読書を習慣にしたいけど、時間がない」
「本を読んでも、内容が頭に残らない」
そんな悩みを持っていた私が出会ったのが、マグ 著『1%読書術』でした。
結論から言うと、この本は、「読書のハードルを下げたい人」や「挑戦が怖くて前に進めない人」にぴったりの一冊です。以下では、特に印象に残った3つのポイントをご紹介します。
① 目的を持って読むと、必要な情報が自然と目に飛び込んでくる
読書をするとき、ただなんとなくページをめくっていませんか?
私もそうでした。しかし本書で紹介されていたのは、「読む前に目的をはっきりさせること」の大切さです。
たとえば、「自信をつけたい」「時間術を学びたい」といった目的があるだけで、不思議とそのテーマに関する部分が目につくようになります。まるで読書に“アンテナ”が立つような感覚でした。
② 「知らないこと」は恐怖になる。だからこそ「不知」を減らすことが大事
知らないから怖い。知っていれば、怖くない。
挑戦できない理由の多くは、「無知」ゆえの不安です。本書では、それを「不知(ふち)」と表現しており、日々の読書で少しずつその不知を減らしていこうと提案しています。
読書はただのインプットではなく、「不安を減らす知識の蓄え」でもある。そう気づかせてくれた点が、とても印象的でした。
③ 「1日15分だけ読む」──たったそれだけが、なぜか続く
「読書=長時間しないと意味がない」と思っていませんか?
私もそうでした。でもこの本で提唱されているのは、「1日の1%=15分だけ読む」という超シンプルなルール。
たった15分と思って読み始めると、案外、続きが気になってもっと読んでしまう。逆に、疲れている日は15分で切り上げても罪悪感がない。この“緩さ”が、読書を続ける大きな支えになります。
まとめ|「読書」は、習慣になれば人生を変える力になる
『1%読書術』は、忙しい現代人が読書を習慣にするための「やさしい入り口」となる一冊です。
・読書が苦手な人
・本を読む習慣が続かない人
・何かに挑戦したいけど、怖くて踏み出せない人
そんな人にこそおすすめしたいです。
私自身、「1日15分」の読書を日々続けることで、知識が積み重なり、不安が減り、自信が少しずつ育っていく感覚があります。
「たった1%の時間」が、未来を変える力になる。
読書をもう一度始めたくなる、そんな一冊でした。
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